大人の男を演出するメンズ香水【ムスク編】

男も香りを身に纏おう

現在では男性が香水をつけることも一般的になってきましたね。ファッションを楽しむ大人の男としてコーディネイトの仕上げにサラッと素敵な香りを身に纏痛いですね。きちんとしたエチケットを守りながらもフワリと香水のいい香りを漂わせている大人の男性はかっこいいですよね!

ムスクとは

香水の香りとしてよく聞くムスクですが、これは麝香鹿(ジャコウジカ)と呼ばれる鹿の一種の生殖腺から分泌される成分を乾燥させて香料として使っていたものです。古来よりアジア圏、主にインドや中国において香油や媚薬として用いられていたとの伝えもあり重用され、アラビアを経てヨーロッパにも伝えられていました。しかし長きに渡る乱獲により麝香鹿は絶滅の危機に瀕し、ワシントン条約によって取引が禁止されてしまいました。
現在「ムスク」として使われる成分は人工的に合成された成分を使用しています。
ムスクの香りは粉っぽい甘さを特徴としており、古来媚薬に用いられていたということもあり官能的でエキゾチックな香りの象徴とされています。

ノートとは

香水はメインの香料の他にも複数の香料で構成されているものがほとんどですが、それぞれ香料によって揮発時間が異なり香りの立つ順番が決まってきます。
まず肌につけてから5〜10分の間に香りたつのがトップノートと呼ばれ、その香水の第一印象を決める香りになります。その後に約3時間程度までの間にしっかりと落ち着いた香りに変化し、基本的にその香水のメインの香りになります。それをミドルノートと呼びます。その後は約12時間程度まで余韻のようなほのかな香りになり、これをラストノートと呼びます。
こうしてトップ、ミドル、ラスト、それぞれの香りの構成によってその香水の特徴と個性を引き出し、また香水の香りを楽しむ要素のひとつとなっています。

ブルガリ プールオム スプレイEDT


出典:https://www.amazon.co.jp/

言わずと知れたイタリアの宝飾ブランドであるブルガリ、その香水のラインナップも男女問わず高い人気を誇っています。
このプールオムはメンズ香水でありながらも女性にも愛用者の多い人気香水です。全体的に爽やかで落ち着いた印象の香りで性別や年代を問わず幅広く使えることも人気の要因ですね。ムスクはラストノートに使われています。

アランドロン サムライ オードトワレ


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俳優のアランドロンがプロデュースした人気香水です、メンズ香水の定番といっても過言ではないほど知名度が高く多くの人に愛用され続けています。
全体的にはオリエンタルな香りの印象でありながらもトップノートにジャスミンやローズを使い、ラストノートでムスクを香らせることでしつこくない爽やかな香りになっています。

ジョーバン ホワイトムスク フォーメン


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ジョーバンはムスク系だけでもメンズ、レディス共に多くのラインナップを展開しています。そしてジョーバンのシリーズはムスクをしっかりと前面に打ち出しているのも大きな特徴のひとつです。
ホワイトムスクはムスクの中でも比較的優しい印象のある香りになっていますので幅広く使いやすいですね。

アリサアシュレイ ムスク


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アリサアシュレイ ムスクはレディスとして展開されていますが、ユニセックスな香りとして男性にも愛用者の多い香水です。上品に香るオリエンタルムスクがエレガントかつセクシーな印象を演出してくれます。

カルバンクライン シーケービー


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ニューヨークのファッションブランドであるカルバンクラインはファッションのみならずインテリア、コスメティック、腕時計など様々な分野を手がけていますが、その中でも香水は特に有名です。そしてこのシーケービーはユニセックスな香水として幅広い層に愛用されているロングセラー商品となっています。香水売り場で誰もが目にしたことがあるのではないでしょうか。

バーバリー ウィークエンドフォーメン


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イギリスの老舗ファッションブランドであるバーバリーの香水です。商品名にもあるように気取らない雰囲気でカジュアルシーンに使える落ち着いた上品さのある香りになっています。
フルーティな甘い香りと、白檀の優しく懐かしさのある香り、その中にミドルノートとしてムスクが上品に漂います。

トムフォード ホワイトスエード


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アメリカのファッションブランドであるトムフォードが展開する香水です。大人の男らしいエレガントかつ色気のある香りが特徴です。名の通りスエードの香りにローズやアンバー、そしてムスクが上品に漂います。芸能人の愛用者が多いことでも知られていますね。

カルトゥージア ウォモ


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イタリアはカプリ島の修道院の古文書から再現されたというカルトゥージアの香水は2002年になるまでイタリア国内でさえ流通されていなかった門外不出の香水でした。現在でも1940年に古文書から再現された製法に従って調香されています。こうしたエピソードとともに香りを身につけるのも素敵ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか、香水はつける本人も、また対面する人にも「香り」というものに触れることでその人の個性を演出してくれる素敵なアイテムです。もちろん人それぞれ香りに対して好みや感じ方は違いますので最低限のマナーやエチケットを守った上で使用しなければなりませんが、「香り」という目に見えないものを身にまとうというお洒落のテクニックも大人の男として活用したいですね。
販売店などではテスターも用意されていますので、自身でその香りを感じて好みの香水を選ぶことができますし、その中から自分の「香り」を見つけられるといいですね。

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