今が旬のワークウェアブランド!carhartt(カーハート)の再解釈
歴史あるワークブランドcarhartt(カーハート)
出典:ZOZOTOWN
古くから愛されるアメリカのワークウェアブランド「Carhartt(カーハート)」。
多くの労働者に支持されたワークウェアを製造してきたブランドですが、今やストリートファッションにおいても定番のブランドとして定着しています。
ワークウェアを取り入れたストリートスタイルに、今年カーハートが最も熱いブランドと言っても過言ではありません。
この記事では、そんなカーハートの魅力に迫ります。
アメリカで古くから愛される「carhartt(カーハート)」
出典:Pixabay
カーハートは、1889年にアメリカのミシガン州デトロイトで設立されたワークウェアブランドです。
創設者のハミルトン・カーハートは、1882年から始めていた卸売業から、デトロイトの労働者に向けた「ハミルトン・カーハート・マニュファクチュア」へと社名を変え、ワークウェアの生産をスタートさせました。
創業当初は4台のミシンと5人の従業員という小規模で始まり、高品質なワークウェアを製造していましたが、なかなかその成果は生まれず、ミシガン州の労働者人口の多くを占める鉄道技師にアドバイスを求め、より労働者のためになる想いを込めたオーバーオールを完成させます。
このオーバーオールが高い人気を集め、今やブランドのアイコンの一つとなっており、産業の成長と共にカーハートも品質の向上と成長を遂げました。
今現在においても、タフでリーズナブルなワークウェアが高い人気を誇り、ファッションとしてだけでなくワークウェアとしての存在感を発揮しています。
ストリートウェアの代表格に
出典:カーハート公式サイト
高品質で丈夫、こだわられたディティールが多くの労働者に高い評価を受け、ワークウェアブランドとしての地位を確立したカーハートですが、ファッションにおいてはカジュアル・ストリートスタイルに取り入れられるファッションブランドとしての側面を持ちます。
90年代に入り、多くのHIPHOPアーティストにファッションアイテムとして取り入れられ、ストリートウェアの代表的なブランドとして知名度を上げ、アメリカだけでなく日本やヨーロッパにおいてもカジュアルウェアとして取り入れられるようになりました。
同時期に展開されたカジュアルウェアラインである「carhartt WIP」も含め、クラブミュージックやアート、スケートボードなどのサブカルチャーとも親和性を持ったブランドとなっています。
今すぐ欲しい!カーハートの定番・名作たち
出典:ZOZOTOWN
ワークウェアブランドであり、ストリートファッションにも欠かせない存在となっているカーハート。
人気の由来を知ったところでこの春から欲しくなってしまいますが、そのためにカーハートの定番を知りたくなるのが男心というものです。
ここからは、カーハートの誇る名作たちをご紹介していきます。
ミシガンコート
出典:カーハート公式通販サイト
カーハートのブランドとしての代名詞である、丈夫なダック地を使用したカバーオール。
フロントの4ポケットにカーハートのキャッチ―なロゴ、そしてブランドを象徴するカラー「ハミルトン・ブラウン」など、多くの労働者たちの声や想いが詰まった名作です。
カーハートを着るならまずこの一着から。
そう言い切ってしまう定番アイテムです。
デトロイト・ジャケット
出典:カーハート公式通販サイト
カーハートのブランドアイコンにもなっているダック地を使用したデトロイトジャケット。
近年ストリートファッションに欠かせないブルゾンとなりつつあるソリッドなスウィングトップは、この春の着こなしに男らしさをプラスしてくれます。
見た目の武骨さに相反し、そのシルエットはすっきりとしており、着合わせのしやすさも抜群です。
マーローパンツ
出典:カーハート公式通販サイト
カーハートといえば、ダック地が定番と思いきや、1971年よりジーンズの展開も展開しています。
今やカジュアルウェアの定番となっているジーンズも、基は労働者のためのワークパンツ。
カーハートのマーロパンツは、ゆったりとしたリラックスストレートシルエットで、今の緩いシルエットのトレンドともマッチしています。
バックポケットのレザースクエアラベルがキャッチ―な一本です。
ビブ・オーバーオール
出典:カーハート公式通販サイト
カーハートのブランドと共にその歴史を歩んできたオーバーオール「ビブ・オーバーオール」。
先述したカバーオールも同じですが、長い年月を経てもその形を大きくは変えていないという名作です。
厚手の帆布、ツールポケットやハンマーポケットなど、労働着としての機能性も十分併せ持つオーバーオールです。
最後に:リアルワークがそこにある
出典:カーハート公式サイト
1世紀以上の長い歴史の中で、多くの労働者と共に成長を遂げてきたカーハート。
ワークウェアの品質向上はもちろん、ファッションブランドとしての台頭や多くのブランドとのコラボレーションなど、今後もその目線を外せません。
リアルワークを追求し、それをファッションとして取り入れる上で、カーハートはまさしく最適なブランドなのです。
ぜひこの記事をきっかけに、カーハートのワークウェアを、ワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。