【LVC/Levi’s Vintage Clothing 】男心を擽るその魅力とは
Levi’sの誇る名作を忠実に再現したライン【LVC/Levi’s Vintage Clothing】
出典:ZOZOTOWN
「LVC/Levi’s Vintage Clothig」をご存知でしょうか?
LVCは、Levi’sの長い歴史の中で生まれた名作たちを、当時のディティールで忠実に再現したアイテムを展開するコレクションです。
それはLevi’sのアーカイブそのものであり、アイコニックなアイテムから希少性の高いロットナンバーをこの世に復刻しています。
ジーンズ好きのみならず、ファッション、ヴィンテージマニアまで幅広い人から一目置かれるLVC。
この記事ではその魅力に迫ります。
Levi’sの歴史-ジーンズの生みの親-
出典:Levi’s公式サイト
Levi’sは、1850年にアメリカサンフランシスコに、自身の名前を冠した「リーバイ・ストラウス社」を設立しました。
時はゴールドラッシュの時代、当時は雑貨屋を経営していましたが、金鉱で働くハードワーカーズのためにキャンバス地を用いたワークパンツを製作します。
その後、1870年頃に仕立て屋のヤコブ・ディビス氏と出会い、デニムやキャンバス地を金属リベットを使用した補強する方法の特許をとり、ジーンズの原型を作り出しました。
1890年には、初めてのロットナンバーとして「501R」を定め、これが全てのジーンズの原型であり完成形とも呼ばれるジーンズの誕生です。
その後ジーンズのラインナップの拡大だけでなく、名作となるデニムジャケット「TYPE-1ジャケット」の製作、ワークウェアブランドからファッションブランドへの変遷を経ながらも、キングオブジーンズとしての地位を築いています。
LVC、それはLevi’sのアーカイブ
出典:Levi’s公式サイト
「Levi’s Vintage Clothing」その頭文字をとって名付けられた「LVC」。
読んで字の如く、Levi’sのヴィンテージアイテムを復刻するコレクションとして展開するブランドです。
サンフランシスコのLevi’s本社にて、大切に保管されているヴィンテージを基に、優秀なデザイナーたちの手によってその歴史を紐解き、現代のファッションアイテムとしての微調整が施され、当時のディティールを忠実に再現しています。
Levi’s、ジーンズ、ヴィンテージマニアはもちろん、ファッション好きからも一目置かれ、そのクオリティーの高さに対して世界中から熱い支持を集めており、そのアイテムはコレクションのアイテムというだけでなく、正にLevi’sのアーカイブそのものなのです。
レプリカとの違い
出典:Levi’s公式サイト
LVCのジーンズやアイテムを、「レプリカ」と混合される場合がありますが、LVCのアイテムとは根本的な違いがあります。
レプリカとはブランド品などの模倣品を指しますが、LVCのアイテムは、自身のブランドの持つヴィンテージアイテムを再現している点がレプリカブランドとの大きな違いです。
そもそもレプリカブランドは、様々なサプライヤーから展開されたヴィンテージアイテムを忠実に再現することとなりますが、LVCはあくまでLevi’sのロットナンバーを再解釈及び再現を行っており、その本質は「レプリカ」という概念とは異なります。
レプリカブランドを否定する意味ではありませんが、Levi’sの持つ歴史的背景を基に、現代のLevi’sの技術力を持って再現されるLVCのアイテムは、所謂本物と言っても過言ではないでしょう。
LVCの名作をご紹介
出典:ZOZOTOWN
LVCの魅力、その歴史的背景は伝わりましたでしょうか?
よりその深い魅力、歴史を知るには、やはりその魅力的なラインナップを見るのが一番です。
ここからは、LVCの誇る名作をご紹介していきます。
1944モデル/501XX
出典:Levi’s 公式サイト
LVCの中でも人気の1,2を争う人気モデル「1944年モデル501XX」。
通称、「大戦モデル」と呼ばれ、第二次世界大戦時のモデルの復刻です。
戦時下の物資統制があり、リベットや生地に至るまで簡素化されたモデルで、Levi’sのアイコンであるバックポケットの「アーキュエイトステッチ」もステッチではなくペンキで描かれています。
隠しリベットや、異なるスレーキや糸を複数種類を使用して作成しているなど、細かいディティールやファブリックを忠実に再現したクオリティーが、高いに人気を集めています。
ハイウェストで武骨な男らしいシルエットは、現代のルーズなシルエットにもマッチ、スタイリングにも取り入れやすいモデルです。
1966年モデル/501(R)
出典:Levi’s公式サイト
LVCの中でも特に人気のモデルなのが「1966年モデル501R」。
通称「ロクロク」と呼ばれ、リベットの代わりに採用されたバータックやレッドタブのLevi’s の表記が「LEVI’S」と大文字表記「ビッグE」などのディティールが特徴です。
1966年から1971年という短期間のみのモデルであり、その希少性も人気の由来となっています。
コーン社のファブリックで表情も独特であり、すっきりとしたフォルムがベーシックなアメカジスタイルに欠かせない一本です。
1967年 TYPE-Ⅲ トラッカージャケット
出典:Levi’s公式サイト
Levi’s のTYPE-Ⅲトラカージャケットは、Levi’sを象徴するアイテムの一つです。
継続的にその形を変えてきたトラッカージャケットの中でも、ロックスターからトラックドライバーなど幅広い人から支持された名作で、前立てのカッパーシャンクボタンやレッドタブのビッグEなど、特徴的なデザイン性が高い人気を誇ります。
最後に:Levi’sのアーカイブをワードローブに
出典:Levi’s公式サイト
Levi’sのアーカイブそのものであるLVCは、Levi’sの魅力や歴史が詰まったアイテムを展開しています。
今はもう気軽に手に入れることができないヴィンテージアイテムを、自分のサイズや好みに合わせて選べて育てることができるという点は、LVCの最大の魅力です。
ぜひあなたのワードローブに、Levi’sの歴史を取り入れてみてはいかがでしょうか?